即位礼正殿の儀に参列した白軍服のイケメン、マティーン王子。実は王様にはなれない?家族構成を調査!

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即位礼正殿の儀の様子がテレビ中継された時、あの白い軍服のイケメンは誰だ!?と話題を呼びました。その正体はブルネイのアブドゥル・マティーン王子。1991年8月10日生まれの彼は、父であるハサナル・ボルキア国王とともに来日しました。

その存在が日本で有名になり、ブルネイやマティーン王子に興味を持つ人が増えています。このページでは国としてのブルネイと、実はマティーン王子が国王になれない可能性について調べてみました。

ブルネイはマレーシアのお隣さん

ブルネイは東南アジアにあるボルネオ島のうち、北部にある赤丸で囲った位置にあります。

出典:Wikipedia ブルネイ

正式名称はブルネイ・ダルサラーム国。首都はバンダルスリブガワンであり、ブルネイで最も大きな都市です。人口40万人の国なのですが、バンダルスリブガワンを中心とした都市部に半数以上の27万人が暮らしています。

ブルネイは日本と同じく君主の権力を憲法で規制している立憲君主制の国です。日本において天皇陛下が国家の象徴であることに対し、ブルネイの国王は事実上の絶対君主で、国王の権力があまりにも強い国です。

日本との関係が始まったのは第二次世界大戦の頃。当時イギリスの植民地だったブルネイを日本軍が占領し、多額を投じてブルネイのインフラと公共設備を整えました。これが後のブルネイの経済を大きく発展させたため、終戦とともに日本軍が撤退してからも、友好関係を保ってきました。

1984年1月にブルネイがイギリスから独立すると、わずか3か月後の4月には日本と国交を結びました。それ以来30年来の付き合いとなり、非常に友好的な仲を築いています。

2011年東日本大震災の時には、ブルネイ政府から100万米ドル(約1億3千万円)の寄付や民間から多数の支援を受けましたが、大きく報じられることはありませんでした。

ブルネイの王族と日本の皇族の関係性

日本皇族とブルネイ王族の関係は国交樹立から35年経った2019年現在でも良好な関係です。

特に在位52年のハサナル・ボルキア国王は国賓として来日しただけでなく、昭和天皇崩御による大喪の礼(1989年)、明仁天皇(令和の上皇陛下)の即位の礼(1990年)、そして今上天皇(令和の天皇陛下)の即位の礼(2019年)にも参列しています。

ちなみにハサナル・ボルキア国王の在位52年というのは、イギリスのエリザベス女王(93歳)に次ぐ世界第2位の長期在位君主です。エリザベス女王の在位はなんと、1952年2月6日。在位67年という世界ぶっちぎりの記録を持っています。

ブルネイ王族は国王だけでなく、そのほか王族たちが数多く何度も日本を訪れています。その為、今回の即位の礼(2019年)に登場したのがあのイケメンっぷりで話題を呼んだマティーン王子です。

ブルネイにおけるマティーン王子の立場

ブルネイはイスラム教の国であり、ハサナル・ボルキア国王もイスラム教のスンナ派に属しています。イスラム教は4人までの女性との結婚を認める一夫多妻制度で、ハサナル・ボルキア国王も3人の奥さんがいます。このうち現在も婚姻関係が続いているのは最初に結婚したサレハ第1王妃だけで、第2王妃、第3王妃とはすでに離婚しています。

・サレハ第1王妃(1946年10月7日~現在73歳、1965年に結婚)
  ラシーダ王女(1969年7月26日~現在50歳)
  ムタワキラ王女(1971年10月12日~現在48歳)
  アルムタデー・ビラ王太子(1974年2月17日~現在45歳)
  マジーダ王女(1976年3月16日~現在43歳)
  ハフィザ王女(1980年3月12日~現在39歳)
  アブドゥル・マリク王子(1983年6月30日~現在36歳)

・マリアム第2王妃(1956年1月29日~現在63歳、1981年に結婚、2003年に離婚)
   アブドゥル・アジム王子(1982年7月29日~現在37歳)
  アゼマ王女(1984年9月26日~現在35歳)
  ファジラ王女(1985年8月23日~現在34歳)
  アブドゥル・マティーン王子(1991年8月10日~現在28歳)

・アズリナ・マズハル第2王妃(1979年9月23日~現在40歳、2005年に結婚、2010年に離婚)
  アブドゥル・ワキール王子(2006年6月1日~現在13歳)
  アミーラ王女(2008年1月28日~現在11歳)

ブルネイは1405年の王朝成立以来ずっと男性が国王となり国を治めてきました。
そのため、ハサナル・ボルキア国王も1998年に王位継承順位1位である王太子を立てました。

それがサレハ第1王妃との間に生まれた長男、アルムタデー・ビラ王太子

対してマティーン王子は第3王妃との間に生まれた次男、ということになります。

出典:マティーン王子のインスタグラム

画面左のイケメンがマティーン王子。その右にいるのは父であるハサナル・ボルキア国王です。

マティーン王子の王位継承順位は6位以降、さらに下がる可能性も

第1位がビラ王太子なら、2位は実の弟マリク王子、3位は第2王妃の長男アジム王子、そしてその弟のマティーン王子は第4位…ではありません。

実はマティーン王子の継承順位は6位以降。王位継承の可能性が限りなく低い立場にいます。

というのも、ブルネイは一夫多妻制度でハサナル・ボルキア国王には3人の王妃がいます。その間に生まれた男の子で先に生まれた順番に継承順位がつけられるため。順位付けが日本とは違います。

まず、サレハ第1王妃の長男であるビラ王太子(45歳)は文句なしの第1位。では次は37歳のアジム王子…ではなく、ビラ王太子の息子が優先されます。それが長男のアブドゥル・ムンタキム王子(207年3月17日生まれの12歳)。

ムンタキム王子が第2位、その弟のムハンマド・エイマン王子(2015年6月7日生まれの4歳)が第3位です。ちなみに兄弟の間にはムネッラー・マドゥル王女(2011年1月2日生まれの8歳)がいますが、女の子なので王位継承権はありません。

ブルネイでは基本的に直系の男子に継承していくので、次に年齢の高いアジム王子やビラ王太子の弟であるマリク王子よりも、継承順位第1位のビラ王太子の直系男子であるムンタキム王子の方が順位は上なのです。

第4位になってようやく第2王妃の長男・アジム王子(37歳)が登場します。第1王妃の次男であるマリク王子は36歳のため、第5位となります。

  • 第1位 ビラ王太子(ハサナル国王の直系男子で最年長)
  • 第2位 ムンタキム王子(ビラ王太子の直系男子で最年長)
  • 第3位 エイメン王子(ビラ王太子の直系男子で2番目に生まれた男子)
  • 第4位 アジム王子(ハサナル国王の直系男子で2番目に生まれた男子)
  • 第5位 マリク王子(ハサナル国王の直系男子で3番目に生まれた男子)
  • 第6位 マティーン王子(ハサナル国王の直系男子で4番目に生まれた男子)
  • 第7位 ワキール王子(ハサナル国王の直系男子で5番目に生まれた男子)

以上のように、マティーン王子の王位継承順位は第6位。

ただ、今後ビラ王太子やアジム王子、マリク王子に男の子が生まれた場合、マティーン王子の継承順位はどんどん下がっていくことになります。

残念ながら、マティーン王子がブルネイの国王となる可能性は限りなくゼロに近いですね。

ちなみにマティーン王子の父であるブルネイのハサナル・ボルキア国王は世界でも知られる超お金もちです。こちらの記事で保有資産などについてまとめていますので、よければどうぞ。
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