妓夫太郎(ぎゅうたろう)は強いけどかわいそう?生い立ちや過去・妹の堕姫(だき)も紹介

妓夫太郎(ぎゅうたろう)は強いけどかわいそう?生い立ちや過去・妹の堕姫(だき)も紹介 アニメ・ゲーム・マンガ
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こんにちは!ぽんこ夫人です。

鬼滅の刃遊郭編で一番好きなのが妓夫太郎(ぎゅうたろう)です。実は妓夫太郎ってめちゃくちゃ強いけどめちゃくちゃかわいそうなキャラクターなんです。

この記事ではそんな妓夫太郎(ぎゅうたろう)や妹の堕姫(だき)の、

  • 強さや血鬼術
  • 生い立ちや過去
  • 鬼になったきっかけ

について紹介します。

ぜひ最後までチェックしてくださいね!

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妓夫太郎(ぎゅうたろう)は強いけどかわいそうな鬼

妓夫太郎(ぎゅうたろう)は上弦の陸になるほど強い鬼ですが、その生い立ちや過去は悲惨で上弦の鬼の中でもかわいそうな部類に入ります。

その理由が、

  • 生まれつき病気だった
  • 家庭環境、生活環境が劣悪だった
  • 鬼になってから柱を実質22人倒している
  • 無惨からの評価がものすごく高い

などがあります。

それぞれ説明しますね。

生まれつき病気だった可能性が高い

妓夫太郎(ぎゅうたろう)はギザギザの歯から生まれつき母親の病気が遺伝していたと考えられます。

妓夫太郎は生まれつき病気だったことに加えて家庭環境や生活環境などの過去は決して良いものとは言えません。

生まれつき醜く、愛されず、名前すら与えられなかった日々。仕事を始める時になって初めて「ないと不便だから」という理由で安直な名前を与えられた人生。

それでも妓夫太郎は妹を守るため、生きるために必要だった遊郭の掛け金取り立ての仕事に非常に貪欲でした。

その妹を守る意識や取り立てへの貪欲さは鬼になった後も変わりませんでした。

妓夫太郎(ぎゅうたろう)の血鬼術は

鬼になった妓夫太郎(ぎゅうたろう)の血鬼術は血鎌(ちがま)です。

血鎌とは、妓夫太郎の血を猛毒の鎌に変化させて戦う血鬼術です。その猛毒っぷりは普通の人間や並みの鬼殺隊では即死レベル

そんな血鎌の技は3つあります。

飛び血鎌(とびちがま) 血を薄い刃のように飛ばす斬撃技。
軌道は自由に変えられ、命中するまで自動追尾する。
跋扈跳梁(ばっこちょうりょう) 血の斬撃で天蓋を作る防御技。
全方位防御・至近距離の迎撃ができる上に発動時間が早い。
円斬旋回・飛び血鎌
(えんざんせんかい・とびちがま)
飛び血鎌をらせん状かつ直線状の軌道で使う攻撃技。
予備動作なしに広範囲攻撃が可能。

攻撃、防御とも優れた技を持つ上にこの全てが当たると即死レベルの猛毒なのでめちゃくちゃ強いです。

妓夫太郎は非常に頭が良く、戦闘時における一瞬の判断が的確なうえにずば抜けて早いです。そのため不意打ちの攻撃も防ぎ、一見無意味に見える攻撃の意図を読み取って即座に防御もできる厄介な相手です。

その上、首を切っても条件を満たさないと死なないことから妓夫太郎と堕姫は上弦の鬼に食い込むまでの実力者に成長します。

 

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柱を実質22人倒してきた実力者

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)は普段融合しており、2人合わせるとこれまでに柱を22人も倒してきた上弦の陸に相応しい実力者です。

ただ、内訳でいえば妓夫太郎が15人、妹の堕姫は7人。しかも堕姫が柱を倒せたのは妓夫太郎のサポートあってのことなので、妓夫太郎は実質柱を22人倒しています。

実は堕姫単体だと上弦の鬼クラスの強さではありません。

音柱の宇髄天元は首を切った後で「弱すぎ」「上弦の鬼じゃない」と酷評。上弦の鬼は柱3人分の強さに匹敵しますが、堕姫は柱1人で十分倒せる程度でした。

それでも上弦の陸が22人もの柱を倒してきたのは、2人が首を切っただけでは死なない特殊な鬼だったからです。妓夫太郎と堕姫のどちらかの首を切った後、再生するまでの間にもう片方の首を切り落として初めて死亡します。

なので、これまでの柱たちは単独で戦ったせいで首をほぼ同時に切れなかったため負けてしまったと考えられますね。

無惨からの評価も高かった

実は妓夫太郎(ぎゅうたろう)は鬼舞辻無惨のお気に入りの1人でした。

鬼滅の刃公式ファンブックで無惨から上弦の鬼への評価が明らかになっています。

その中で妓夫太郎と堕姫(だき)は、

  • 妓夫太郎→お気に入り。境遇と貪欲な性格を高く評価
  • 堕姫→頭の悪い子供

と同じ上弦の陸でも評価は正反対でした。

また本誌でも、妓夫太郎と堕姫の敗北後には、

「妓夫太郎は負けると思っていた 案の定 堕姫が足手纏いだった」
「始めから妓夫太郎が戦っていれば勝っていた」
「くだらぬ 人間の部分を多く残していた者から負けていく」

と十二鬼月の敗北に怒りながらも妓夫太郎自身の能力は高く買っていたことが分かります。

実際、堕姫を隠して首を守りながら妓夫太郎が猛毒の血鎌のヒットアンドアウェイ方式で戦っていたら、炭治郎たちは毒で消耗して一晩も耐えきれなかったでしょう。(無惨も最初からそうしろとキレていましたが…)

 

 

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妓夫太郎(ぎゅうたろう)や堕姫(だき)の生い立ちや人間だった過去を紹介

妓夫太郎(ぎゅうたろう)や堕姫(だき)は人間だった頃から順風満帆な人生とは言えませんでした。

2人の過去はあまりに過酷で、鬼になっても仕方ないと思えるものでした。妓夫太郎をメインに順番に説明しますね。

親から名前すら与えられなかった

100年以上前に遊郭の最下層で働く母を持つ妓夫太郎(ぎゅうたろう)は、生まれる前からも、生まれた後からも食い扶持を減らすために何度も何度も殺されそうになりました。

しかも母の病気が遺伝したせいで生まれた時から醜い姿をしており、親や遊郭で働く人間たちからも蔑まれ、凄惨な扱いを受けて生きてきました。

食事ももらえないため虫やねずみを捕まえては食べ、誰かの客が忘れていった鎌をおもちゃにするような子供でした。

望んで生まれた子でもなければ、呼ぶこともなかったので名前すら与えられませんでした。

名前が与えられたのは彼が遊郭の掛け金を回収する下働きをする妓夫(ぎゅう)の仕事を始めた時でした。呼ぶ名前がないのは不便だからと「妓夫をする男=妓夫太郎」とつけられたのです。

現代で言えば「事務員」「交通整理員」といった職種名がそのまま人名になる感じです。とてもですが大事にされていたとは言えない名前を付けられてしまいました。

妹が一番大事な存在

妓夫太郎(ぎゅうたろう)の世界が変わったのは妹が生まれたことでした。

妹はきちんとした風貌で生まれてきたため、梅という名前をつけられました。しかしこれは母の病気をもじってつけたものである上に、髪の色が気味が悪いと散々な扱いをされてきました。

それでも梅は妓夫太郎を慕い、後ろをついて歩き、離れると大声で泣きわめくほどのお兄ちゃん子でした。自分の見た目を何一つ気にせず懐く梅が可愛くて仕方ない妓夫太郎も、梅のために生きていく決心をさせます。

そんなある日、母は梅の目と髪の色が気味が悪いと暴力をふるい、梅の髪を剃刀で切り落としてしまいます。これに怒り狂った妓夫太郎は大暴れし、親子の力関係が変わってしまいました。母は妓夫太郎と梅に怯えて近寄らなくなりました。

妓夫太郎も梅も遊郭で働いていた

妓夫太郎(ぎゅうたろう)は母の手を借りず、遊郭の掛け金を取り立てる仕事である妓夫(ぎゅう)をしていました。

ただ、妓夫太郎は「幸せそうなやつからは自分が不幸な分までも取り立てなければ気が済まない」という性格のため強引に金を回収しすぎていました。

対して梅は、年端もいかないうちから大人でも息をのむほどの美貌を持っており、笑えば物をもらえるほどの美しさを持っていました。ふるまい方を覚えはじめた頃には「白梅ちゃん」と愛されてきました。

実際に働きだした年齢は分かりませんが、梅も遊郭で働くようになります。

 

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妓夫太郎(ぎゅうたろう)と妹の堕姫(だき)が鬼になったきっかけは?

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と妹の梅が人間から鬼になったのは、梅が瀕死だった時に上弦の鬼・童磨から鬼になれとスカウトを受けたからでした。

梅が死にかけの重傷になった

13歳の時、梅は客だった侍に兄を侮辱されたことに腹を立て、目玉をかんざしでついて失明させるという事件を起こします。

これに怒った侍は、梅に責任を取らせました。その報復方法が、梅を縛り上げて生きたまま焼くというあまりにも凄惨なもの。

妓夫太郎が仕事から戻ると、そこにはかろうじて呼吸を繰り返すだけの梅の姿がありました。

「わあああああああ!!やめろやめろやめろ!俺から取り立てるな!」
「何も与えなかったくせに取り立てるのか!許さねえ!許さねえ!」
「元に戻せ俺の妹を!でなけりゃ神も仏も皆殺してやる!」

梅を絶叫しながら叫ぶ妓夫太郎の背後には侍と遊郭の女将がいました。

実は遊郭の女将は過剰な取り立てをする妓夫太郎を邪魔に感じており、侍が梅に報復するタイミングでついでに妓夫太郎も処分してしまおうと考えていたのです。

妓夫太郎は怒りのままに侍と女将を殺してしまいます。そのまま、死にかけの梅を抱えると冬の街の中をさ迷い歩くのでした。

上弦の陸からスカウトされた

侍を失明させた報復として生きたまま焼かれ、死ぬ寸前だった梅。そんな梅を抱えながらあてもなく歩き続けた妓夫太郎の前に現れたのは、当時は上弦の陸として活動していた童磨でした。

童磨は梅が間もなく死ぬことを告げ、妓夫太郎と梅に「鬼になれ」とチャンスを与えたのです。

見事に妓夫太郎と梅は鬼となり、童磨の期待通りに上弦まで上り詰めるのでした。

 

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まとめ

妓夫太郎(ぎゅうたろう)は攻撃・防御に優れた血鬼術である猛毒の血鎌を使います。頭の回転もよく、戦闘センスがあるためこれまでに柱を15人殺してきました。

さらに妹の堕姫(だき)が柱を7人殺すサポートもしてきたため、無惨から破格レベルの高評価を受け上弦の陸の座を与えられました。

そんな妓夫太郎は遊郭の最下層で生まれました。遊郭の掛け金を回収する下っ端・妓夫(ぎゅう)をするときになって初めて、「呼ぶ名前がないのは不便だから」と妓夫をする男=妓夫太郎という名前がつきます。

対して妹の梅は生まれつき顔立ちがよく、その美しさを活かして飢えることなく暮らせるようになりました。しかしある日、客の侍が兄を侮辱したことに腹を立ててかんざしで目を突いて失明させます。

侍は報復として梅を縛り上げて生きたまま火をつけます。妓夫太郎が見たのはかろうじて息がある黒焦げの妹の姿。自分も殺そうとしてきた侍たちを殺すと瀕死の梅を連れてさまよいました。

そんな2人の目の前に当時上弦の陸だった童磨が現れて、2人に鬼になれと言ってスカウトしました。鬼になった2人は、確かな実力でめきめきと上弦の陸まで上り詰めたのでした。

 

妓夫太郎と梅は鬼の中でもトップクラスに悲惨な人生を歩んだ兄妹です。鬼になった後は極悪な生活をしていますが、兄妹愛だけは本物だったんですよね。この2人は生まれた場所と時代が良ければ幸せに暮らせると思うので、来世では幸せな人生を歩んでほしいです…。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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