夏のマスクが暑いからって冷却スプレーを使うのは危険！？その理由を紹介！

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新型コロナウイルスの流行によってマスク着用が当たり前になってきた今日この頃。梅雨を目前にひかえ、気温が25℃を超える日もありマスク着用が厳しい状況になってきました。

そんな中、流行の兆しを見せているのが冷却スプレーです。衣服に吹きかけて使うこのスプレーを、同じく布製マスクなどに吹きかけて使えば涼しい！と考えている人も多いんです。

しかし間違った冷却スプレーの使い方をしてしまうと、最悪の場合、救急車で病院送りになる可能性もあります。

このページでは冷却スプレーがオススメ出来ない理由と暑い時にオススメなハッカ油スプレーについてまとめています。

夏場のマスクは何が危険？

普通、インフルエンザなどの感染症は湿度の低い冬に流行するため、日差しが強く乾燥している夏には少し落ち着きます。

しかし新型コロナウイルスは2019年の冬に発見され、5月現在世界中で大流行しており、はじめて夏を迎えます。つまり、夏に新型コロナウイルスの感染がどのように変化するか誰も知りません。

そのため今でも外出時のマスク着用が推奨されており、マスクの流通量が増えたこともあり「夏でもマスクを着けなければならない」という風潮ができています。

夏場にマスクを着ける上で最も注意すべきは熱中症です。

マスクを着けていると自分の呼吸によってマスクが湿り、のどの渇きを実感しにくくなります。そのまま気付かずに水分補給をしなければ、熱中症による意識不明で病院に担ぎ込まれる可能性はありますし、最悪の場合は死に至ります。

2018年には熱中症による死者数が1,581人もいたため、決して他人事ではありません。

夏場にマスクを着用する場合は、必ずこまめな水分補給を行うようにしてください！

冷却スプレー、コールドスプレーとも呼ばれるのが冷たさを感じさせてくれるスプレーです。

なじみがあるのは、衣服にふきかけるタイプのものですね。ハッカ油や清涼剤がメインとなっている物が多く、クローゼットの中を探せば去年買った残りものがあるかもしれません。

ただ、衣料用の冷却スプレーはマスクに吹きかけることを前提としていません。

そのためもしも使いたい！という商品があるなら販売元・製造元に問い合わせる必要があります。しかし、問い合わせた結果メーカーがOKしても問題はまだあります。

マスクは口元を覆うため、スプレーの臭いをダイレクトに受けることになるのです。首元に吹きかけるくらいならスッキリさわやかいい香りなものでも、直接口元に当て続けるのはしんどいものがあります。

フローラルやさわやかミントのような匂いのするものは非常に匂いが強く感じられますので、気分が悪くなる可能性がありますよ。そのため、使う場合もせめて吹きかけてからしばらく時間を置くべきですが、そうなると冷感効果が薄まるのは避けられません。

さらに、商品によっては「除菌ができる」「殺菌効果がある」という、アルコールを利用したものがあります。こちらも、マスクに吹きかけるにはオススメできません。

「アルコールは除菌できるから新型コロナウイルスに効くんじゃないの？」と思われるかもしません。しかし、新型コロナウイルスに効く以前にお肌に大ダメージとなります。

アルコール消毒で手肌が荒れることはありませんか？乾燥してすぐにパックリ割れてしまうことはありませんか？

早い話がそれが口の周辺で起きてしまいます。唇がガサガサになり、唇の端が切れる、鼻の穴のまわりが赤く腫れる…そんな肌トラブルを招いてしまうのです。

昔からなじみがあるのがハッカ油。入浴剤として使ったり、虫よけスプレーとして使ったり、空間清涼剤として使ったり、その用途はさまざまあります。

オイルを数滴マスクに垂らすことでも効果はありますが、肌についたりするとそれこそ肌トラブルの原因です。そのため、あらかじめスプレータイプで販売されているものがオススメですよ。

ハッカ油の効能やオススメのスプレータイプについての説明はこちらでしていますので、よければどうぞ！
マスクが暑くて嫌な人がハッカ油スプレーを試すべき3つの理由

今回のページのまとめは次の通りです！

以上になります！

通気性が良く夏でも快適に使えるのがさらしで作ったさらしマスクです。こちらで詳細をまとめています！
白くて付け心地の良い布マスクがほしい人向け！阿波踊りでも使われるさらしのマスクとは

そういえばアベノマスクとかいうの配布していたな…と気になる方は、都道府県別の配布状況をまとめているのでよければどうぞ
アベノマスクの配布状況を都道府県別にまとめてみた