特許庁がゲーム大会に出場…でも「企業紹介スライド」がなかった理由

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2019年11月22日。いい夫婦の日の語呂合わせで壇蜜や安藤なつの結婚ラッシュが続いた中、東京お台場ではガチンコバトルが繰り広げられていました。この日ファミ通が開催した企業対抗ゲーム大会「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」。参加企業8社のうち官公庁である特許庁が参戦することはネットで話題になっていました。

このページでは主に特許庁の動きについてまとめてみました。

特許庁から参戦したのはこの2人

この大会は参加企業に属するプレイヤー2人とその他応援者が10人までが会場入りできるスタイルでした。

ファミ通.comより画像一部加工

実際にプレイしたのは黄色い丸で印をつけた男性2人です。2人とも初代スマブラからゲームに親しんでいますが、実際にはプレイしていなかったブランク期間もあったといいます。

2人は特許庁に出願された案に特許を認めるかどうかを審査する課に所属しているようです。2官公庁ということもありお堅いのかと思いきや、冗談を交えたトークで会場を沸かせていました。

一番会場に笑いが起きたのは対戦相手のSIE(ソニー)プレイヤーに向けて話した言葉。

「僕たちをボコボコにしても、それを理由に特許を認めないなんてことはないのでご安心ください!」

実はソニー、つい先日にゲームに関するAIの特許を出願したばかりでした。特許庁職員は2人とも(1人は去年まで)がゲーム関係の特許を審査するのが仕事だったので、あくまで忖度排除に向けたジョークとして場を笑わせました。

特許庁からの出場ではなく、あくまで個人出場

試合前には各企業のアピールタイムや意気込みを語る時間がありました。

そこで特許庁のプレイヤーは特許庁から今大会に出場するにあたって条件を出されたこと、その条件が

「今大会への出場は特許庁を代表したものではなく、特許庁に所属する個人が出場したものであると明言すること」

であったことを明かしました。特許庁は官公庁であり、一企業が開催する一ゲーム大会に「特許庁」の看板を背負って出場することは認められなかったと言います。

そのため、ゲーム前にある各企業アピールタイムで特許庁のみスライドショーも資料も何もありませんでした。

企業アピールタイムでは個人出場であること、今回の参戦に向けて各方面と何度も話し合いをして許可を取ったと場を盛り上げました。

特許庁はSIEとバトル。結果は残念ながら初戦敗退

プレイ前の握手やお辞儀ではなく「名刺交換」から始まった特許庁vsSIE(ソニー)。1回戦ラストを飾る試合が行われました。

特許庁はガノンドロフと勇者を選択。その際、プレイヤー名が「特許庁・鈴木」と「特許庁・目黒」だったので、プレイヤーたちの名前も鈴木さんと目黒さんかと思われます。

前半はステージで優勢な場所を確保して押していた特許庁でしたが、中盤以降はSIEが優勢に。勇者のギラスラッシュなどで追い上げたものの、そのままSIEに逃げ切られてしまいました。

特許庁のHPにはスマブラのスの字もない

大会のあった11月22日前後から現在にいたるまで、特許庁のHPでは今大会について一切触れられていません。

スマブラ大会への出場はあくまで個人参加であるというスタンスのため、企業としての特許庁は知らないふりをするしかないようです。

「優勝したら怒られるかもしれない」とのメッセージで会場を盛り上げた特許庁プレイヤーたちでしたが、残念ながらSIE(ソニー)に敗れて初戦敗退となってしまいました。

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