滝川クリステルの公開資産が2億円超え!閣僚の妻が資産を公開しなきゃいけない理由とは?

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2019年8月に政治家の小泉進次郎さんと結婚したフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。フランスで生まれ、日本に移住後はアナウンサーとして広く活動を続けてきました。

そんな滝川クリステルさんが持つ資産が10月25日に公開され、2億円を超えるその金額に注目が集まっています。しかし同時に、何故閣僚になったわけではない滝川クリステルさんが資産を公開する必要があるのか?と疑問に思った人も多くいました。

このページでは滝川クリステルさんが資産公開をしなければならなかった理由とその保有資産の内訳、夫・小泉進次郎さんの保有資産について調べてみました。

閣僚だけでなく、その妻も資産公開しなければならない理由

その理由は大臣規範と呼ばれるものです。正式名称は国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範

1988年~1989年にかけて、日本では戦後最大規模の汚職事件が発生しました。

それがリクルート事件です。

リクルートとは、現在の株式会社リクルートホールディングスのことです。求人広告、人材派遣、販売促進などのサービスを行う有名企業で、リクナビのCMを見かけることも多いですね。

1984年当時の社長であった江副浩正さんは、リクルートの地位を絶対的なものにするために政治家に気に入ってもらえるよう奔走していました。

株式会社リクルートは不動産事業を経営する株式会社リクルート・コスモスという子会社をもっていました。 まだ未公開だったリクルート・コスモスの株を多くの大物政治家や官僚、経済界やマスコミ界の権力者に渡していきました。

通常、株式が公開されるとその値段は高騰します。リクルートの子会社ということもありリクルート・コスモスは株式公開以降どんどん値段をあげていきました。

タダでもらった株を高値で売り、とんでもない利益を得る。もらった人が売買で得た利益の合計はなんと6億円にものぼったとか。

それだけの利益を得た政治家たちはリクルートをヨイショしてくれました。おかげでリクルートは多くの関連会社を設立し、就職業界での地位を不動のものとした後は広い分野へ手を伸ばします。

当然ですが、未公開の株の取引は禁止されています。そんな違法行為をバレなきゃいいと100人近い政治家たちに譲渡を行っていた江副浩正さんでしたが、1988年に表ざたになりました。

江副浩正さんを筆頭にリクルート事件では12人が収賄罪で起訴、有罪判決を受けました。対して受け取った政治家たちは逮捕どころか不起訴となり、事件は終結。

しかし不起訴とはいえ譲渡を受けた信用を失い、世間からも内閣の内外から猛反発を受けました。結果、当時の総理大臣だった竹下登さんは内閣総辞職することになったのです。

このリクルート事件を受けて、政治家は自身の資産を公開してやましいことはありませんと国民の信頼を得ようと動き始めました。

そうして出来上がったのが大臣規範です。

国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範とは

大臣規範は2001年1月6日に閣議設定され、現在にいたるまで何度か改正されています。これは法令ではないのですが、閣議決定なので大臣や行政府を拘束するほどの効力を持ちます。

対象者は国務大臣、副大臣、大臣政務官、内閣官房副長官。全ての政治家ではなく、特に強い権力を持つ地位の人が対象です。

服務規程と職務規定に分けられています。このうち服務規範で資産について制限をかけています。

  • 在任期間中、企業・公益法人などの役職を兼職して報酬を得ることを禁止。
  • 報酬のない名誉職などは兼職してもOK。ただし総理大臣や国務大臣に届け出る義務がある。
  • 在任期間中、株や不動産の取引を自粛する。
  • 就任時に保有する株式などは信託銀行に信託し、期間中に契約を解約したり変更することは禁止。
  • 就任時、辞任時に本人だけでなく配偶者や扶養する子の資産を公開する。
  • 大規模な政治資金パーティを自粛。
  • 国務大臣の国内の出張や旅行は内閣総理大臣の許可が必要。
  • 国務大臣の海外渡航は閣議了解が必要。

ここで規定されているため、2019年9月11日に行われた安倍内閣の第2次改造で環境大臣、内閣府特命担当大臣(原子力防災担当)として入閣を果たした小泉進次郎さんは当然、その妻である滝川クリステルさんの持つ資産も公開する必要があったのです。

滝川クリステルさんの公開資産内訳

10月25日に公開された滝川クリステルさんの保有資産は以下の通りです。

・有価証券
 国債 1億5000万円
 公社債 1399万円
 証券投資信託及び貸付信託等 802万円
 そのほか 1億1800万円
合計資産額 2億9001万円

国債とは国庫債券の略称で、その名の通り国が発行する債券です。国債を買うことで半年に1回国が設定した金利を受け取ることができ、満期になると元本が戻ってくる制度。

国が債券を発行しているので国が破たんしない限りは元本割れのリスクもなく、3年程度であれば大手銀行定期預金の金利よりも高いことから比較的難易度の低い投資方法です。

公社債は公共債(国や地方公共団体が発行する債券)と民間債(民間企業や特定の金融機関が発行する債券)のことです。

滝川クリステルさんはフリーアナウンサーとして広く活動し、東京オリンピック2020誘致の際には「お・も・て・な・し」とスピーチを行いその知名度は世界中に知れ渡っています。

ピーク時のテレビ・ラジオ・CM出演による年間収入が推定1億5000万円と報じられたこともあり、2000年からのキャリア形成を考えるとそれだけの資産を保有していることはおかしくありません。

むしろ、散財するだけでなく確実にアナウンサー業以外での収入源を確保しようとする姿勢は好感が持てます。

滝川クリステルさんの資産額については納得できるけどビックリした、というところでしょうか。

小泉進次郎さんの公開資産内訳

こちらは小泉進次郎さんの公開された資産情報です。少々ビックリするかもしれません。

  • 土地 なし
  • 建物 なし
  • 預貯金 0万円
  • 有価証券 0万円
  • 貸付金 0万円
  • 借入金 0万円
  • ゴルフ会員権 なし
  • 自動車等 なし
  • 書画・骨董品・その他美術工芸品 なし

ないないだらけの資産ゼロ!

とはいえこれは、小泉進次郎さんが一切の資産を持っていない、というわけではありません。この情報に個人名義の普通預金などの残高は含まれていないからです。

小泉進次郎さんの年間収入は8522万円。ここに議員歳費が1942万円と文書通信費(使用用途を公開する必要がない)が1200万円。合わせると1億を軽く超える収入があるのです。

ここから事務所の家賃(約38万円)や秘書の人件費、車のリース代などが支払われていますがおつりはいくらでもあります。

その歳費を個人の普通預金口座に預金すれば、外からは見えません。

不動産や車の資産がなし扱いなのも、政治団体の資金でまかなえるからです。実際に何も持っていないわけではありません。

3つの政治団体では、年間の収入から支出を差し引いた残額は次の年に繰り越されます。2016年時点での繰り越し金額が1億6561万円。2019年現在、その資産はもっと多いことでしょう。

おわりに

大臣規範により、国務大臣などの閣僚とその配偶者・扶養する子などは就任時と辞任時にその保有資産を公開する義務があります。

9月に閣僚入りした小泉進次郎さん夫妻の公開された保有資産は2億9001万円。このすべてが妻の滝川クリステルさんの名義ですが、公開必要のない小泉進次郎さん名義の普通預金には推定1億6561万円以上の残高があると思われます。また、政治資金で不動産や車を所持しているようですね。

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