家紋の調べ方3選!さらに戸籍を調べない方法もご紹介!

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現代ではあまりなじみ深いとは言えなくなった家紋ですが、歴史ドラマや歴史上の人物が登場するゲーム、漫画、アニメなどを受けて注目が集まってきています。家紋とはそれぞれの家に伝わる紋章のこと。現在で言うところのロゴマークのようなものです。

このページでは家紋の詳細と調べ方について調べてみました。

家紋は平安時代からある!

平安時代の後期になると、公家と呼ばれる権力者たちが名字を持つようになりました。その中でも西園寺家という公家が自分が乗る牛車に目印としてつけたのがはじまり。他の公家たちも真似してそれぞれの家の紋章、家紋をつけるようになったと言われています。

平安時代の末期になると、公家よりも武家が勢力を強めます。鎌倉時代になり武家社会となると武家は刀や鎧などの武具や旗に家紋を入れるようになりました。その理由は、目印だけでなく戦場での武功をアピールすることや敵味方を識別するために入れるようになったと言われています。

さらに武功に対する恩賞として領地が与えられるようになると武家の活躍は広がり、それとともに家紋も爆発的に広がりました。

明治時代になると武家が衰退し、一般庶民も名字を名乗るようになりました。その時、家紋を取り締まる法律やお触書がなかったことから日本全国に広がったのです。

そのため、実は日本には約20,000種の家紋が存在しているといわれています。

家紋の調べ方3選!

平安時代に一族のロゴマークとして登場した家紋。公家、武家を中心に広がってきた家紋は明治時代に一般庶民が名字を名乗るようになったことから広く全国的に使われるようになりました。

しかし現代では地方部では色濃く残る家紋も、都市部への人口流出に伴いその存在が忘れられていることもしばしば。そのため「我が家には家紋なんてない」ではなく「実は家紋があったけど知っている人がいなくなってしまった」が正解なパターンも多くあります。

家紋の簡単な調べ方を3つご紹介します!

”人”から探す方法

一番お手軽なのが家族、親族に「ウチの家紋って何?」と尋ねることです。詳しい模様までは分からなくともモチーフになったものが分かる場合もあります。今時家紋なんて…と思っても、実は父母世代や祖父母世代はまだ家紋に親しい時代を生きてきたので知っている場合も多いのですよ。

特に「藤」「桐」「鷹の羽」「木瓜」「片喰」は五大紋とも呼ばれ、日本にある約20,000種の家紋のうち5,000以上の家紋に使われています。そのため家族や親せきに尋ねると50%ほどはこの方法で分かってしまいます。

”物”から探す方法

ご家族や親せきに聞いても分からなかった場合、物を頼りに探すことになります。

もしも家宝として大事にしている古いタンスや日本刀、着物(紋付き袴)などがあれば一緒に刻印されていることもありますが、現在もこれらを管理している家は稀です。

そんな場合は仏壇などを探してみましょう。田舎の家にしかないような大きな仏壇、位牌、神棚には家紋が入っている場合があります。

特に仏壇は上部・下部の真ん中あたりに家紋があしらわれていることが多いです。また、それなりに続く家だとお香典を包む時に使う袱紗(ふくさ)にも家紋が刻印されている場合もあります。もしも年末年始やお盆に帰る家が親戚一同が集まれるほどの広さを誇るのであれば、確認してみるのも1つの手ですよ。

”記録”から探す方法

それでも見つからない場合にオススメなのが役場に行って戸籍を取得することです。直系の先祖に限りますが明治時代までさかのぼって戸籍を取得することで、自分が本家なのか分家なのかが分かります。

  • 自分の家が分家の時→本家の人に聞く
  • 自分も含めて本家が家紋を知らない時→明治時代の本籍地を調べる
  • その本籍地が現在のどこにあるか調べ、同じ苗字を持つ家がないかを調べる
  • 同姓の人に家紋が何かを尋ねる

一般庶民が広く家紋を持つようになったのは明治時代ですので、その当時の本籍地が本家の住所であり家紋を持っていた可能性が高いです。結婚や引っ越しなどでその地を離れたとしても、元は同じ一族なので同じ家紋を使っていた可能性が十分にありますよ。

戸籍取得しないで調べる方法

確率が高いとはいえ、戸籍取得をして本家を探してアポイントをとって家紋を聞くというのはハードルも高いです。

そこで、面倒な手順を踏んだりできるだけ人と話さないで済む方法がズバリ「お墓を見ること」です。

今でこそ都市部への人口流出にともない「墓じまい」なんて言葉もはやり始めていますが、まだまだ地方部ではお墓の存在は大きなものです。現在都市へ出ている人も帰省した際にはご挨拶に行く人も多いのではないでしょうか。

そんなお墓ですが、今より人のつながりや家柄を重視していた明治時代にはほとんど家紋が入れられていました。そのため、お墓を見ることは十分な手がかりになります。

お墓に家紋があるとしたら、それは棹石(さおいし)と呼ばれるものの上部か、水鉢の下部となります。

出典:Life.(ライフドット)より画像一部加工

画像の赤い丸をつけた部分ですね。お墓に掘るものはきちんとしているものが多いので、残っている場合ははっきりわかるでしょう。写真に収め、インターネット上で画像検索などをすれば正式名称が分かります。

まとめ

このページをまとめると次のようになります。

  • 家族や親せき(特に祖父母世代)に聞くと50%以上の確率で判明する
  • 家にある古いもの(刀、着物、仏壇、神棚など)に刻印されていることもある
  • 明治までの戸籍を取得して本家を訪ねる、その周辺にいる同姓の人に聞く
  • お墓の墓石上部か水を入れる部分の下を確認してみる

以上となります。年末が近づき帰省する方は、この機会に集まった親族に尋ねたりお墓を確認してみるのもいいのではないでしょうか。

実際に家紋を作るにあたって注意点があります。以下のページで紹介していますので、よければどうぞ。
家紋を新しく作る時に注意すべき3つのポイントとは!?

コメント

  1. […] 以下のページで家紋の探し方について詳しくまとめていますので、どうしても見つからなかった場合のみ新しく家紋を作ってみましょう。家紋の探し方3選!さらに戸籍を調べない方法もご紹介! […]

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